ヴィムス

野上 翔ノガミ ショウ

生年月日:9月4日 出身地 :大分県

主な出演作品

【アニメ】
ゾイドワイルド ZERO(レオ・コンラッド)
WIND BREAKER(高梨司)
ニートくノ一となぜか同棲はじめました(中山透)
プレイタの傷(烏末ジン)
アイドルマスター SideM(伊瀬谷四季)

Q 日ナレを選んだ理由について教えてください。

高校卒業後、声優になるため福岡の声優スクールに通っていたのですが、その時の講師の方と進路について面談をした際、日ナレの存在を教えていただきました。

Q 実際に入所した日ナレの印象はどのようなものでしたか?

同じクラスにすでに声優としてデビューしている方がいらっしゃったんです。その方と一緒にレッスンを受けることができたのは、大きな刺激になりました。「少なくともこの人と同じくらいできるようになって、初めて事務所に入れるんだ」という具体的な目標ができました。福岡の声優スクールに通っている頃ももちろん「声優になりたい」とは思っていましたが、まだまだ漠然としたものでした。でも日ナレに入ってからは、その気持ちがより明確なものに変わっていきましたね。今の自分には何が足りないのか、何をしなくてはいけないのか、それまで曖昧だった、自分の抱えている課題の輪郭が鮮明になってきたんです。そのことで声優になりたいという気持ちが改めて強くなりました。

Q 最終的に日ナレを選択したのはなぜですか?

日ナレ関連の事務所さんに、僕の知っている声優の先輩方が多くいらっしゃったからです。それはとても魅力的でした。

Q 講師の方から教わったことで印象に残っていることがあったら教えてください。

感情の解放です。例えば台本上では「怒り」という感情を表現するように書かれていても、その一方で、収録現場では冷静にボールド※や尺を考慮しながら進めなくてはいけません。その際に重要になってくるものの一つが、感情の瞬発力だと思っています。瞬時に感情を解放して適切に表現できるか、その大切さを教えていただきました。また、日ナレには様々なキャリアと考えをお持ちになった講師の方々がいらっしゃいます。なので、毎年クラスが替わる度に、多種多様な角度からお芝居という表現の魅力を教えていただけたと思っています。

Q 最後に声優をめざしている方へのメッセージをお願いします。

なれると思ったらなれる、とは僕の経験上、正直言えません。僕自身上京してから今日までにたくさんの人達、キャラクター達との出会いがあって、そのありがたい偶然の積み重ねの上に今立たせていただいています。ここまで読んでくださったあなたが、本当に本気でめざしているのなら、夢や目標に対して、とことん自分を追い込んで欲しい。なぜなら、あらゆることには終わりが必ずくるからです。だからこそ、その時がくるまでは、最後まであがいてください。また、いろいろなことにアンテナを張っておいて欲しいですね。声優というお仕事は、どんな経験も無駄にはなりません。演じるアニメのキャラクターが自分の境遇と似ていたり、トークイベントやラジオなどでエピソードを披露したり等、どんなシチュエーションでどんな経験が活かされるか本当にわかりません。僕も過去を振り返って「あの時もっとこうしておけば良かった!」なんて思うことも多々あります。なので、一日一日を大切に過ごしてくださいね! 僕も頑張ります!

2019.04.02 声優マガジンより転載

声優マガジン

声優マガジンでは全文を掲載!

その他の卒業生の声

アイムエンタープライズ

早見 沙織ハヤミ サオリ

主な出演作品

【アニメ】
SPY×FAMILY(ヨル・フォージャー)
鬼滅の刃(胡蝶しのぶ)
鬼人幻燈抄(白雪)
SAKAMOTO DAYS(大佛)
魔法つかいプリキュア!(花海ことは/キュアフェリーチェ)

Q 日ナレにはいつ、どのような経緯で入所したのですか?

小学6年生の3月に、雑誌に載っていた日ナレの広告を見たことがきっかけでした。声優になるための学校があって、中学生でも通えるジュニア声優クラスがあることを知って、通ってみたい!って思ったんですけれども、私はすごく引っ込み思案な子どもだったので、親に言い出す勇気が持てなくて。でも、どうしても通いたい思いが消せなくて、ある日リビングの机の上に日ナレの広告が載っているページを開いて置いておいたんです。親に気づいてほしいというさりげないアピールですね(笑)。そうしたら、私が声優に興味を持っていることを知っていた母が「行きたいの?」と聞いてくれて、思いを伝えたところ、認めてくれました。ただ、「申し込みの電話は自分でしてね」と言われて、すごい緊張して手が震える中、自分で事務局に電話しました。母は私が表に出たがるタイプではないことをわかっていたので、本気でやりたいのなら、その一歩は自分で踏み出しなさいと背中を押してくれたのだと思います。