アイムエンタープライズ

関根 瞳セキネ ヒトミ

生年月日:5月9日 出身地 :東京都

主な出演作品

【アニメ】
アイドルマスター シャイニーカラーズ(櫻木真乃)
さようなら竜生、こんにちは人生(セリナ)
暴食のベルセルク(エリス)
六道の悪女たち(露草水絵)
江戸前エルフ(小金井小柚子)

Q 「日ナレ」を選んだのはなぜですか?

中学生が通える養成所が少ない中、日ナレには小学5年生から中学3年生を対象にしたジュニア声優クラスがありました。レッスンは週末なので、学校に通いながら無理なく受けることができることや、場所も交通の利便性がよくて通いやすく、金額的にも親に頼みやすい価格でした。そして何より、グループプロダクションに有名な声優さんがたくさん所属していることに安心感を持ちました。

Q 入所した頃の日ナレの印象はいかがでしたか?

同い年の女の子が多くて、学校と似たような雰囲気でした。でも、日ナレに通うようになって、自分自身がとても変わったと思います。学校では人前で話すことが緊張してすごく苦手でしたが、レッスンでは皆の前で大きい声を出したり感情を出したりしなければならなくて、最初はそれがすごく恥ずかしかったのですが、同世代で同じ目標に向かっている人たちばかりだからこそ、負けたくないという気持ちや自分が一番輝きたいという気持ちが芽生えてきたのではないかと思います。親にも妹にも言われたのですが、積極性が出てきて「声優になりたい」って友達にも胸を張って言えるようになりました。

Q ジュニア声優クラスという早い段階からの入所は、良かったと思いますか?

自分の性格もあるかもしれませんが、まだ子供で何もわからない柔軟な思考ができる時に入って良かったなって思います。もっと大人になってからだと、声優ってこういうものって自分の中で勝手なイメージを作り上げてしまって、入所したのにストレッチしかしないじゃんとか、発声しかしないじゃんとか、マイク前に立てないんだとか、レッスンに不満を持ってしまうかと思いました。そういうのがなかった分、講師の方にアドバイスをいただいたら、全部吸収しようって単純に思えましたし、元々ポジティブな性格っていうのもあるのかもしれませんけど、「やったるで!」って気持ちで前向きにいろいろチャレンジすることができました。

Q お仕事をするようになって、日ナレで学んだことが活きていると実感することはありますか?

「あなたの好きな声で喋りなさい」「なりたい声で喋りなさい」と言われたことです。その言葉によって、普段から「喋る」ということをすごく意識するようになって、言葉を大切に、キレイに話すことが生活の主軸になったのは、今に活きていると思います。あと、入所してすぐの頃に、「レッスンを休む時は自分で連絡すること」と指導されたことも忘れられません。それまでは母がやってくれるのが当たり前でしたが、自分でやらなきゃいけないことだって思った時に、仕事の基本を教わった気がします。そういう意識が身につけられたことも大きかったです。

Q 最後に声優をめざしている方へメッセージをお願いします。

私、「声優マガジン」のインタビューを受けることにずっと憧れていました! 日ナレに通われている方の中には、生徒数も多いし本当に声優になれるのか?って不安に感じている方も多いかと思いますが、「絶対になれる道はある!」ということを私が保証します。講師の方からアドバイスや注意で厳しい言葉をいただいても、前向きに、プラスにとらえることができたら成長していけます。私もそうでしたから! 声優は本当に楽しい仕事で、なってからもずっと夢は終わらないというか、目標をたくさん持つことができます。私も頑張っていきますので、皆さんも一緒に頑張りましょう!

2024.06.19 声優マガジンより転載

声優マガジン

声優マガジンでは全文を掲載!

その他の卒業生の声

アイムエンタープライズ

早見 沙織ハヤミ サオリ

主な出演作品

【アニメ】
SPY×FAMILY(ヨル・フォージャー)
鬼滅の刃(胡蝶しのぶ)
鬼人幻燈抄(白雪)
SAKAMOTO DAYS(大佛)
魔法つかいプリキュア!(花海ことは/キュアフェリーチェ)

Q 日ナレにはいつ、どのような経緯で入所したのですか?

小学6年生の3月に、雑誌に載っていた日ナレの広告を見たことがきっかけでした。声優になるための学校があって、中学生でも通えるジュニア声優クラスがあることを知って、通ってみたい!って思ったんですけれども、私はすごく引っ込み思案な子どもだったので、親に言い出す勇気が持てなくて。でも、どうしても通いたい思いが消せなくて、ある日リビングの机の上に日ナレの広告が載っているページを開いて置いておいたんです。親に気づいてほしいというさりげないアピールですね(笑)。そうしたら、私が声優に興味を持っていることを知っていた母が「行きたいの?」と聞いてくれて、思いを伝えたところ、認めてくれました。ただ、「申し込みの電話は自分でしてね」と言われて、すごい緊張して手が震える中、自分で事務局に電話しました。母は私が表に出たがるタイプではないことをわかっていたので、本気でやりたいのなら、その一歩は自分で踏み出しなさいと背中を押してくれたのだと思います。