ヴィムス
浦 和希ウラ カズキ
生年月日:10月18日 出身地 :大阪府
主な出演作品
ブルーロック(潔世一)
桃源暗鬼(一ノ瀬四季)
水属性の魔法使い(アベル)
傷だらけ聖女より報復をこめて (ガロット・バンス)
カミエラビ(ゴロー/小野護郎)

Q 日ナレを選んだのはなぜですか?
どうやったら声優になれるのかを調べるうちに、養成所があることを知って、日ナレなら高校や大学で勉強しながらレッスンが受けられるということで決めました。
両親には大学に進学するよう言われていましたので、両親を説得するためにも、学業と両立できることは必須でした。日ナレには、グループプロダクションが6社もあることも魅力でした。
Q 入所した頃の日ナレの印象を教えてください
高校3年生の7月から、毎週金曜日、学校が終わった後、大阪校に通い始めました。
金曜日の夜だったからか、社会人の方々より僕と同い年くらいの高校生の子たちが多くて、みんなで一緒に肩を組んで、一歩ずつ進んでいこうという団結力みたいなものがあって、クラスメイトたちにはすごく助けられました。
入所当初はとにかくお芝居は未経験だし、人前で話すのは苦手だし、声優に向いていないかもしれないって自信をなくしていましたから。
Q 日ナレに通っていた頃の生活サイクルを教えてください
入所して9カ月後、大学に入学してからは、日ナレと大学の授業、大学の広報部のお手伝い、バイトの4つを掛け持ちしている状態でした。
削れる時間は睡眠だけということで、1週間の睡眠時間が10時間なんて時もありました。でも、どれも本当に楽しくて辞めたくなかったし、毎日が本当に充実していました。
Q 日ナレのレッスンで印象に残っていることはありますか?
本科の時に講師の方から「人のことを考えてください」と言われたことです。
その言葉の意味について、詳しく説明はしてくれませんでしたが、いろんな意味合いが詰まっているなと深く考えさせられました。
例えば、演じる役柄について考えることも人のことを考えることですし、掛け合う相手役のことを考えることも、自分自身のことを考えることも人のことを考えることです。この言葉は、プロになった今も事あるごとに思い出しています。
Q 最後に声優をめざしている方へメッセージをお願いします
正直言って、声優はめざさないほうがいいです。本当に大変な世界ですから。
でも、それでもやりたいと思っている人には、70点でも90点でも100点でもなく、とにかく200点をめざして一生懸命頑張ってほしいと思います。
そのためには日ナレはおすすめですよ。何回転んでも立ち上がれる仕組みになっているし、転んでしまった人にも優しいですから。僕自身、日ナレでなければ続けられなかったと感謝しています。
2025.02.06 声優マガジンより転載

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